クリムゾン・グローリー

ハイブリッドティーの古い有名な品種です。

何十年も前に「ポーの一族・小鳥の巣」(少女マンガ)でこのバラの名前を知った時から、私の中ではバラといえば「クリムゾン・グローリー」というような思い入れのあった品種です。

うどん粉病にかかり易いというのを本で読んだことがあるので、ホームセンターで新苗を見つけたときに、買っても枯らしてしまうかも…と思ったのですが、枯らしても一度は育ててみたい!という気持ちで手に入れました。

実際に育ててみると、これが結構丈夫な品種でありました。

元々我が家の庭は風通しが良いので、黒点病は良く出るのですが、うどん粉病は少ないほうなので、それがよかったのか、枯らすことなく育ってくれています。

色は真紅で、花形はわりとすぐにやや開き気味の形になってしまうものの(この形も嫌いではありません)花もちもまあ良いです。

そして何より香りの良いこと…、うっとりするようなバラの香りで魅せられます。

知人の家の庭でつるクリムゾン・グローリーを見たことがあるのですが、それはもう圧巻でした!

つるバラとして花の付き方が絶妙でした!

私もいつか「つる」も欲しいなぁと痛切に思ったのでした。

 

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